【更年期・生理の特徴】閉経に向けた生理の変化を徹底解説

女性にとって更年期や閉経は必ず訪れるもので、毎月の生理はそれまで上手く付き合っていく必要があります。最近では若い方でも更年期の症状がみられる方もいると聞きます。予め閉経までの生理の変化を知っておくことは、女性にとって大切なことですよ。

更年期は閉経に向けて生理が変化していく

毎月の生理を面倒くさい!とばかり思ってはいませんか。でも生理の症状なども歳とともに変化していき、いずれは閉経を迎える時が来ます。女性にとって生理は出産の準備などにかかせない機能ですが、同時に女性ホルモンや美容とも関係が深くとても大切なものでもあるりますからね。いつか訪れる「更年期」や「閉経」の知識を前もって身に着けておくことで、更年期を予防したり不安なく受け入れる心の準備ができるはずですよ。

更年期と閉経の関係

閉経が訪れる前後の期間ですが、女性にとって心身ともに調子を崩しやすい時期とも言われているんですよ。年齢的・体力的な事からも若い時分のようにいかないことも事実ですが、女性ホルモンの減少もこれに大きく影響していると言われます。女性ホルモンの多くは脳から指令を受け、卵巣から分泌されます。閉経するということは卵巣の働きの低下を表し、それが女性ホルモンの減少に繋がっていくんですね。

普段の生活の中で、女性ホルモンの大切さを健康や美容の面からもよく耳にすると思いますが、この女性ホルモン、一生涯でティースプーン1杯程度ほどしか分泌されないと言われます。女性ホルモンが、いかに希少で貴重なものなのか伝わる数字ではないでしょうか?

閉経までの生理(月経)の変化

周期の変化

正常な生理の周期ですが医学的には「25日~38日の間(周期)に生理が来て、3~7日間出血し、排卵は生理開始日から数えて約13~14日目」というのが基本となります。

次の生理が25~38日の間で始まれば、多少月によって乱れがあっても問題なしなんですね。

この基本の周期が閉経に向けて変化をしていきます。

①頻発月経(周期が短くなる)

今まで上の周期で迎えていたものが、20日~25日周期になるなどです。出血量も以前に比べると減少していることが多く、生理の日数自体も短くなります。

②過長月経

生理がダラダラ続きます。月経周期が長い短いにかかわらず、月経(出血)期間が8日以上続く状態のことです。長い人では2週間~1ヵ月も生理が続く人もいます。

③稀発月経(周期が39日以上と長くなる)

2か月に1回程度しか出血がない場合もあります。卵巣の働きが衰えた状態と言ってもよいでしょう。

④閉経

最終の生理開始日から1年経っても生理が来ない状態の事を言います。

 

この①~③を順番を変わりながらという個人差はありますが、最終的に④の閉経にたどり着きます。いきなり②から④の閉経になるパターンもあり個人差があって人それぞれであることは覚えておきましょうね。

経血の色の変化

更年期の生理によくみられる症状です。

 

  • 量が減少する
  • 血の色が薄くなる・薄いピンク色のようなおりものが増える
  • 茶色いおりものが長く継続する
  • 黒っぽい色の血が増えたような気がする
  • どろっとした血の塊が増えたような気がする
  • 量が多くなった

 

正常な生理の経血であれば、色はやや濃い赤色です。それが更年期を迎え出血の量が減少すると、体外への排出がスムーズに行われず、血液は酸化してしまい茶色や黒っぽい色になるというものなんですね。

また茶色っぽいおりものが出ているなと思っていても、じつは不正出血であったというケースもありますよ。自己判断は危険です。

これを機会に産婦人科に相談しましょう。普段からかかりつけの産婦人科などを決めておくことも重要ですね。

経血の量の変化

更年期の生理にみられる症状にも書きましたが、通常の生理の経血に比べ「少なくなった」や「多くなった」と個人差があるんですね。月によってこの「少なくなった」と「多くなった」が混合することもありますが、更年期を迎え一般的には、経血が減少することの方が多いようですよ。

また更年期には「生理不順」ではなく「不正出血」を起こしているというパターンもあり、なかに「子宮筋腫」・「子宮内膜症」・「子宮がん」・「甲状腺疾患」の恐れもあり、こちらも自己判断が大きな危険に繋がるケースもあるんですよ。

自己判断は危険です。いつもの生理との異変を感じたり立ちくらみが酷いなどということがあれば、産婦人科の受診をおすすめします。たかが「生理」と思わないようにしましょうね。

おりものの変化

更年期に入ると一般的にはおりものの量が減っていくことも特徴的なんです。逆におりものの量が増えたり、いつもとは色が違うなと感じるようであれば「萎縮性腟炎」や「細菌性腟炎 」の可能性も考えられますよ。自己判断などせず産婦人科を受診しましょう。

 

更年期の生理不順の特徴

日本人の女性の平均閉経年齢ですが、「50歳前後」と言われています。またこの時期、更年期に向けて生理の周期などが変化してくるのですが、それを単なる「生理不順」と勘違いする方もいます。

生理不順は普段の生活の中の「ストレス」や「不規則な生活」などからも起こる場合がありますからね。

では更年期によくみられる体の症状を次にまとめてみましたので、みていきましょう!。生理の変化とともに症状もチェックすることで更年期かどうかの判断になりますよ。

体にあらわれる症状

「のぼせ」・「ほてり」・「発汗」、いわゆる「ホットフラッシュ」と呼ばれるものです。自律神経の調節がうまくいかず、急に顔が熱くなったり、汗が止まらなくなったりする更年期の代表的な症状ですね。その他「肩こり」や「頭痛」が酷くなったり、「疲れやすい」・眠りが浅い・寝つきが悪いなどの「不眠」もよくみられる症状ですよ。

体の働きに関する症状

「消化不良」・「食欲不振」・「月経異常」など内臓系にこのような症状があらわれやすくなります。女性エストロゲンの減少から食欲不振や消化不良に繋がっていくということですね。

食欲がわくような食材や消化に良いと言われるような食材を摂りいれることで、少しでもこれらの症状に対応していくことが大切ですね。

食欲不振には「お酢系の食べ物」や「梅干し」「ポリフェノール」が効果的です。その他「ニンニク」や「とうがらし」も食欲を増進させてくれる食材ですよ。

また消化不良には「豆腐」・「おかゆ」・「カボチャの煮物」・「具材を柔らかく煮込んだスープ」などがおススメです。

食欲がない時に無理して食べるのは辛いものですね。空腹時に好きなものを少しだけ食べるなどの工夫も必要ですよ。普段から運動をとり入れた生活を身に着け、規則正しい生活を送ることは何よりの予防です。

精神的な症状

「イライラ」や「不安感」・「鬱状態」も更年期に代表的な症状の1つです。自律神経が乱れるので仕方のないことですが、セルフケアが追い付かない時は病院に通うことも考えましょう。

普段の生活の中に運動をとり入れることや打ち込める趣味をみつけることも大切ですね。感情のコントロールができなくなった・物忘れが酷くなった・無気力になったなどの精神的な症状が現れる方もいます。日常生活に支障がでるようであれば、すぐにでも病院を受診しましょう。

更年期の生理不順ではない可能性も

更年期は生理不順が当たり前!と思って放っておくと、実は大病の可能性もありますからね。特に「子宮がん」や「卵巣がん」の場合、更年期の症状と似ており自己判断が命取りになる可能性もありますからね。

どちらも共に不正出血が特徴的ですが、お腹が張るや吐き気・めまいなど現れる特徴も更年期と似ているところがあります。

いつもの生理や体調に異変を感じたら受診も必要ですよ。定期的に健康診断や人間ドッグを受診し、自分の体を知ることは何よりの予防です。

更年期と向き合い臨機応変に対応しよう!

誰にでもいつかは訪れる更年期ですが、その現れ方・症状はかなり個人差があります。色んな症状を予め知っておくことで、少しでも心穏やかに更年期がおくれることと思います。

その為にも普段からかかりつけの病院や産婦人科を押さえておくこと、相談しやすい先生を見つけておくことも大切ですね。

更年期は自己判断が命取りになる場合も。いつもの生理に異変を感じたら、まずは産婦人科に一度は相談しましょう。

 

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